古代の製法で作られた革を使用したオールハンドメイドのマネークリップ財布「LUTECE(リュティス)」

マネークリップ

今回はリスシオを使用した「LUTECE(リュティス)」マネークリップを散策していきます。

ブランド

ブランド名は「LUTECE(リュティス)」レザー職人によるオールハンドメイドのブランドです。シンプルでおしゃれな製品はファンも多く、一度LUTECE(リュティス)の製品を使うと、財布・名刺入れ・キーケースなど次々に欲しくなりリピーターになってなること間違いなしです。

スペック

素材ミネルバ リスシオ・バダラッシカルロ社(イタリア)
仕様札ばさみ(札室)×1(フリーポケット×2)、カードポケット×6
サイズ幅120×高さ87×厚さ10(mm)
生産日本製 / 高橋 秀行(受注生産)
価格¥38,500(税込)

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革素材

使用しているのは「ミネルバ・リスシオ」という革。イタリア・フィレンツェのバダラッシカルロ社によるものです。

LUTECE(リュティス)

タンニン鞣し革なんですが、この革の凄いのは「バケッタ製法という1000年以上前の製法を蘇らせて作られていることです。ゆっくりと時間をかけてオイルを染み込ませることで、ほとんど手入れをしなくても潤いと艶が長く続くと言われています。

LUTECE(リュティス)

肌触りも良く、ハリがある革です。

デザインと仕立て

ハンドメイド

LUTECEは、すべての工程を手作業で行っています。

・手縫い

とても丁寧に縫われているのが一目瞭然。綺麗なステッチです。

LUTECE(リュティス)

手縫いならではの太い糸が印象的で、財布のデザイン性を高めています。

LUTECE(リュティス)

・コバ

コバの仕上がりもとても綺麗ですね。

LUTECE(リュティス)

製品を見るときコバの処理をついつい見てしまいます。丁寧で綺麗な処理をしていると、やっぱり製品の作りの信頼度が増してしまう自分がいます。

LUTECE(リュティス)

サイズ感

幅12cm×高さ87cmなので、一般的な二つ折り財布と比較すると体感でも若干小さい印象を受けます。

LUTECE(リュティス)

マネークリップなので厚みが圧倒的に薄いです。薄型なのでパンツの後ろポケットやジャケットの内ポケットに入れても服の形が崩れないのは良いですね。

LUTECE(リュティス)

紙幣

・紙幣クリップ

クリップのカラーは3色(Silver・Black・Brass)あり、選ぶことができます。写真のクリップの色はBrassです。

LUTECE(リュティス)

クリップだけで逆さにしても落ちることはないくらい、しっかりと紙幣を止めろことができます。

LUTECE(リュティス)

お札の半分をフリーポケットに入れるのが、一番使いやすそうです。

LUTECE(リュティス)

お札も確認しやすく、取り出しはクリップしたままでもスルリと引き出せます。

LUTECE(リュティス)

フリーポケットに紙幣をすべて収納することもできます。

LUTECE(リュティス)

ただ、普通の二つ折り財布のようで、クリップの意味もあまりなくなってしまいますね。

LUTECE(リュティス)

このように3つの使い方ができるのはありがたいですね。自分にあった使い方を試してほしいです。

LUTECE(リュティス)
LUTECE(リュティス)

カード

両サイドに3枚づつのカード段、計6枚のカードが収納可能。

LUTECE(リュティス)

一見キツそうにみえるカードポケットですが、カードを入れてみると入れづらいということはありませんでした。

LUTECE(リュティス)

これも計算された収納幅と手縫いの良さなんだと思います。

LUTECE(リュティス)

動画

製品後記

やはり何と言ってもオールハンドメイドの丁寧で美しい作りが印象的です。バケッタ製法で作られる革も製品の雰囲気に上手く落とし込まれていると思いました。革は13色から外装・内装を自由に組み合わせて選ぶことができて、糸は18色、クリップは3色とカラーバリエーションがとても多いので、楽しみながら自分好みの財布に作れるのも魅力。

気になった点は、小銭入れがないので割り切った使い方が必要です。あとは、しなやかさはあるけど少し厚めの革なので、お札をカード段裏のフリーポケットに入れ込むときに多少ですが手間取りました。ただ、使用していくうちに革に柔軟性も生まれて使用いやすくなってくるのだと思います。


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